母がうつ病になりました。原因から治療の手がかりを掴みたいです。

うつ病の治療には、うつ病になった原因を突き止めることも大事ですが、それよりも大事な事柄があります。

体験者として、お伝えしておきたいポイントです。

■不可思議でみえにくい厄介な病気。

うつ病は「こころの風邪」と言われているように、誰でもかかる病気の1つであり、時期が来れば必ず治るとされている精神疾患です。

原因についてはいろいろ言われていますが、個々にうつ病発症の原因をつきとめるのは困難なようです。

回答者である私の母親も、ある日突然様子がおかしくなり、数週間が過ぎたころ心療内科を受診して、うつ病と診断されました。

とてもうつ病にかかるような性格ではなく、何も原因らしきものが思い当たらないので途方に暮れました。

■原因を突き止めるより大事なこと。

原因がわかることは治療の大事な手がかりになりますが、無理にそれを突き止めようとして本人を問い詰めたりしたら、かえって逆効果になります。

心を閉ざしてうつ病を悪化させないように、あたたかく見守ってあげてください。

これは想像ですが、発症した本人は暗く冷たい闇の中に自分を置いています。

追い込まれている状態と言っても良いでしょう。

家族のあたたかさとやさしい眼差しだけが、うつ病でお悩みの方にとっての唯一の明かりになります。

■無理に踏み込まず、ゆっくり待ちましょう。

うつ病の原因は千差万別ですが、何らかの強いストレスが本人に負荷を与えたことは確かです。

うつ病患者の共通項です。

時期が来るまで待ちましょう。

うつ病の原因は、本人の心が氷解して自分を取り戻していく過程で、自ら振り返り明らかにするときがやってきます。

家族とはいえ無理に踏み込むと、唯一の信頼関係を壊すことにも。

我慢と忍耐と、やさしい心で接するのがいちばんです。